一般社団法人日本防護服協議会

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寒冷に対する防護

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寒冷環境では、末梢部が冷却され血管が収縮し、神経伝達速度の低下や関節の動きの阻害が生じます。これにより手足の円滑な動作が難しくなり、作業効率が低下します。さらに深刻な場合には凍傷を引き起こすおそれがあります。
こうした寒冷による作業性の悪化やケガから作業者を保護するため、防寒具等を着用することが重要です。

なぜ寒冷に対する
防護装備を使用するのか

寒冷によって引き起こされるもしくは配慮すべき傷害(低体温症、凍傷、低温やけど等)から作業者を保護するために必要です。
使用場所の代表例としては、極寒寒冷な地域での屋外作業、冷凍倉庫内での作業などがあげられます。

代表的なリスクの種類
およびその危険性

代表的な
リスクの種類
・低温の物との接触
危険性
(代表例)
・疾病、凍傷
・液化ガスの取り扱い
補足:液化天然ガス(LNG)その他工業ガスを液化する作業等における極寒作業では、呼吸を確保するため自給式呼吸器等を併用してください。

防護服の選定および注意事項

  • 1作業環境の情報を収集する。
  • 2作業内容、作業工程を分析し、リスクアセスメントを行う。
  • 3リスクアセスメント結果を踏まえて、必要な保護具を保護手袋、保護眼鏡、保護衣(腕カバーやエプロンなどを含む)、履物(靴カバーなどを含む)などから選択する。
  • 4作業時間や作業環境等を踏まえて、必要な保護具の選定候補を決める。
  • 5選定候補の保護具の取扱説明書を熟読し、選定候補の保護具が要求性能を満足することを確認し、再度リスクアセスメントを行い、リスクが低減されていることを確認する。必要に応じて、作業環境、作業内容等を保護具メーカーに連絡し、選択に関する助言を受ける。
  • 6保護具を選定し、併せて作業手順書を作成/改訂し、保護具の使用方法、管理方法を記載し、実際に使用する従業員を教育する。

耐寒服は、極寒地又は下表分類F1からF3及びSF1~SF4の冷凍倉庫等における寒冷から身体を防護するために使用する服です。

防寒服は、寒冷地又は下表分類C3からC1の冷蔵庫内等における寒冷から身体を防護するために使用する服です。