一般社団法人日本防護服協議会

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機械的作用に
対する防護

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機械的作用に対する防護服は、チェーンソーや刃物等の鋭利物による切創や尖った物による突刺しから身体を防護するために使用する服等です。物理的な危険(摩耗、切創、引裂、突刺、衝撃、刃物、ブラスト研磨剤等)による事故やケガから作業者を保護するために必要です。

なぜ機械的作用に対する
防護装備を使用するのか

厚生労働省の報告では、切れこすれといった1つの物理的な危険に着目しても毎年多数の死傷者が発生しています(令和5年 7598件発生)。
チェーンソー使用用途(伐木、造材)、鋭利物及び尖った物等物理的な危険(摩耗、切創、引裂、突刺、衝撃、刃物、ブラスト研磨剤等)による事故やケガから作業者を保護するために防護服等を着用することが大切です。
使用場所の例:
・工場などの作業現場での刃物・チェーンソーの取り扱い
・物体が落下するおそれのある場所での作業
・重量物が足元に落下する可能性のある現場 等

代表的なリスクの種類
およびその危険性

代表的な
リスクの種類
・摩耗、切創、引裂、突刺、衝撃、刃物、ブラスト研磨剤、切れこすれ
危険性
(代表例)
・刃物の取り扱い、機械類のメンテナンス時の切創

防護服の選定および注意事項

  • 1作業環境、及び取扱物の性質等に関する情報を収集する。
  • 2作業内容、作業工程を分析し、リスクアセスメントを行う。
  • 3リスクアセスメント結果を踏まえて、必要な保護具を保護手袋、保護眼鏡、保護衣(腕カバーやエプロンなどを含む)、履物(靴カバーなどを含む)などから選択する。
  • 4作業の特徴及び取扱物の性質等を踏まえて、必要な保護具の選定候補を決める。
  • 5選定候補の保護具の取扱説明書を熟読し、選定候補の保護具が要求性能を満足することを確認し、再度リスクアセスメントを行い、リスクが低減されていることを確認する。必要に応じて、取扱物質、作業内容等を保護具メーカーに連絡し、選択に関する助言を受ける。
  • 6保護具を選定し、併せて作業手順書を作成/改訂し、保護具の使用方法、管理方法を記載し、実際に使用する従業員を教育する。

関連する規格
・防護手袋の一般要求事項

JIS T 8008 防護手袋の一般要求事項及び試験方法

・チェーンソーを用いた作業に使用する服などは以下の規格で性能等が規定されています。

JIS T 8125-2 手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第2部:脚部防護服の試験方法及び要求性能

JIS T 8125-4 手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第4部:手袋の試験方法及び要求性能 

JIS T 8125-5手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第5部:脚絆の試験方法及び要求性能

JIS T 8125-6手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第6部:上半身防護服の試験方法及び要求性能

・ブラスト処理作業で使用する服は以下の規格で性能等が規定されています。

JIS T 8123 粒状研磨剤を用いるブラスト処理作業用防護服